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ターナーアクリルガッシュビエンナーレ2016

      2017/05/10

ターナーアクリルガッシュビエンナーレー2016に出品しました

「世界を目指すアーティストの公募展」がコンセプトのターナーアクリルガッシュビエンナーレー2016に出品しました。

審査員は「会田誠(美術家)」「三潴末雄(ミヅマアートギャラリー代表)」「岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)」といずれもそれなりに発信力ありそうな3名。

一次審査の応募期限: 2016年10月1日(土)~12月4日(日)必着でした

 

佳作を受賞

カトウタツヤの結果は下記の作品で佳作を受賞しました。

素材はアクリル絵の具にキャンバスで、「テンション2」と言う作品。

もちろん対になるものとして「テンション1」もあり、1次審査は「テンション1」と「テンション2」の2点が入っていたのですが、結果はこの1点のみとなりました。

http://www.turner.co.jp/acrylgouachebiennale/sakuhin2.html

 

展覧会について

展覧会応募総数は400点以上集まったとのこと。やはり自分も含め、発表し評価される手段を求めている人が多いのでしょう。

審査員の評文を読むと、一次審査を通った80点を見ると、レベルの高さに驚いたと書きつつも、「コンセプトやアイデア」で「ぶっ飛んだ」物はなかなか無かったとのこと。

 

作品レベルが高いということは、それだけ活動を続けて実力をため込んではいるものの、なかなか作家として食べていける決定打をつかめていない人が多い。つまり世に問うための発表の手段の少なさを示しています。

そして、アイデアでの飛躍の無さは、作品の奇抜さよりも質の高さを見せたいという、出品者みんなが本気で自分の作品アピールをしたいという気持ちの表れでしょう。

 

景気の悪さは、モロに美術系の業界に直撃します。この展覧会に出品して実感したこととしては、みんな私と同様、それなりにしんどい生活の中何とか活動をしつつも、今一つ決定打に掛ける状況を打開しようともがいている様が見て取れました。

 

これからもカトウタツヤは作品制作・発表に精を出していきますので、どこかで見かけたらチェックしてください。mm

 

そういえば佳作は1万円相当の絵具が送られるはずだけど、2か月程過ぎてもいまだに何も送られてこない。いつ来るのだろうか・・・。

 

2017/4/15追記
本日、ターナー社の方から電話があり、現在絵の具が欠品の為、郵送が遅れているとのことでした。
4月中には送付されるとのことですので、到着したらまた紹介します。

 

絵の具がついに届きました

2017/4/28ついに届きました!

佳作は1万円程度の絵の具ということです。

段ボールはこんな感じ。早速開けてみましょう

 

絵の具セット3種と賞状です。では中身を広げてみます。

 

絵の具の号数は小さいですが、絵の具をセットで買うことがないので、これを機にいろんな色を使ってみたいと思います。

ということで、以上レポートでした。それではまた。

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