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比率を測る:形の取り方

      2017/01/04

まずは、形を測る際もっともよく使われると思われる、比率の測り方のご紹介です。

まずデッサンを描くときは良い姿勢で、また、腕は中途半端に曲げずにまっすぐ伸ばします。
これは描いているうちに気づくことかと思いますが、姿勢が悪いと、見るたびにモチーフの形が違ってしまいますし、腕が曲がっているとせっかく測った比率が狂ってしまいます。

katachitori1

それでは上のモチーフを例として測りかたを説明します。 まず、このモチーフの比率を見てみましょう。

katachitori2

このモチーフの比率は横を1とした場合、縦が1と5分の1程度といったところでしょうか。

このように比率を測るときはどこか短辺を基準として、「ここの長さに対してここは幾つ分」といった形で測っていきます。
しかし、実際にデッサンを描くときにモチーフに矢印を描いて高さを測るわけにはいきませんよね。

ここでは鉛筆を使いはかっていきます。

katachitori3

図のように指で鉛筆の長さを調節して「横1に対して縦は1と5分の一くらいかな?」といった具合に測ります。
今回、形を測る順番は上の画像に記載している①、②、③となります。
①~③までを説明すると
①:
縦と横を比べたら横のほうが短いようなので、横を基準に決定。横の長さを測ります。
②:
横の長さがわかったので、それをもとに縦を測ります。が、足りないのでそのまま③にスライドします。
③:
②で足りない分をそのままスライドして目測で測ります。今回の場合私なら、「半分より短いゾ」→「3分の1よりも短いゾ」→「3分の1弱くらいかな?」という認識になるでしょうか。
結論として、私の測り方では:
横幅1に対して縦幅は、1と3分の1弱となります。

「1と3分の1弱」は私の言い方でので、結論部分は皆さんそれぞれ自分のとらえ方でよいと思います。
※形を測るのに決まった手順があるわけではありませんが、短辺をもとに長編を割り出すのが一般的ですので、そうした場合上記の手順が自然かと思います。

最後に注意事項として、形を測る際、両目で見るのではなく片目で見るようにします。そして、例えば左目で見ると決めたら、形をとるときは常に左目で見るようにします。

なぜ形をとるときにモチーフを見るための目を決める必要があるのでしょう。

目の黒目と黒目の間の距離を6cmとした場合、右目と左目で見え方が違ってきます。そのため常に同じ側の目で見る必要があるのです。

■形の取り方
●角度を測る:形の取り方

 - デッサンの描き方, 初心者のためのデッサン描き方講座