油絵具で静物画を描く-ワインボトルのある静物-
油絵具で静物画を描いてみます。
絵具を使って描くとなると、デッサンと違い、明暗のほかに色も意識する必要もあるので、より難しいですが、その分表現の幅が広がります。
道具の違いはあるものの、基本的な考え方はデッサンと共通です。
デッサンの応用編をご覧ください。
▼油絵具で静物画を描く-ワインボトルのある静物-
今回の絵ですが、実は油絵で絵を描くのは6・7年ぶりとなりました。
改めて油絵具は扱いに慣れを必要とする道具であるとともに、ほかの画材にはない深みを表現することのできる、実に魅力的な絵具だということを再認識しました。
はじめての方には敷居の高い画材かとも思いますが、機会があれば試してもらいたいと思います。
■道具
使用した道具を紹介します。
●木枠 F8号
※筆者はキャンバス(支持体)と木枠を別に買ってきて自分で張っていますが、最初から張った完成品が売ってますので、試しに描いてみたい場合は 下記の様にすでに木枠にキャンバス地を張ったものを買うとお手軽でよいでしょう。
●鉛筆 ステッドラー2B
●グラファイト鉛筆(芯ペンシル)3B
●ロールキャンバス
●油絵具
※筆者は、絵具はそれぞれバラで購入していますが、試しに描いてみたい場合は12色セットなどを買うとよいでしょう。
●とき油・テレピン
●とき油・リンシードオイル
●速乾剤
※受験生御用達の速乾メディウム。私も大学受験の時はお世話になりました。