1.構図を決める
2017/01/04
「構図」を大辞林で引くと「絵や写真などの画面の全体の構成。」「平面的な造形美術で、全体の効果を高めるための諸要素・諸部分の配置。」とあります。
とりあえずここでは、そのモチーフがよりよく(美しく)見えるための場所を探して、場所が決まったら紙にどういった塩梅で配置したらよく見えるかしら。といったところです。
今回のモチーフはロールテッシュひとつのみです。
構図の決め方ですが、すぐに本番の紙に向かって描きたいところだとは思いますが、その前にまず、モチーフを簡単にいろんな向きや角度からクロッキーをしてみましょう。
描く紙はチラシの裏側でもコピー用紙でもなんでもかまいません。(私も今回そこらへんに転がっていた紙の切れ端)。
※クロッキー: 対象を短時間で大まかに写しとること。また、その絵。特にコンテなどを用いてモデルを手早く描くものをいう。略画。速写。(大辞林)
このように描き始める前にクロッキーをすることでこのモチーフを、紙に対してどういう構図で入れるかということを決めるのはもちろん、いろんな位置や角度から描くことでモチーフの大きさや光の当たり方、周りの物との距離などいろいろなことが見えてきます。
今回、私は左下の構図で描くことにしました。
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