3.形をとる(明暗)
2017/01/04
輪郭が取れたら次は明暗を入れていきましょう。
この段階ではモチーフの大まかな明るさや暗さといったところに注意をして、なるべく全体を見るようにしていきます。
細部は描いて楽しいオイシイトコロですのですぐに描き始めたいものですが、ここはグッと我慢して、全体の形やボリューム感に気を付けながら大きく形をとらえるようにしていきます。
(ここで言う細部とは、今回のモチーフではあまり細部らしい細部は少ないですが、例えばリンゴであればヘタの部分であったり、ワインのビンであれば注ぎ口やラベル部分などが細部に当たります。)
この際、細部を見ずに大きくざっくりとした形や陰影をとらえるには、目を細めて視界をぼやけさせてみるとわかりやすいです。
どうでしょうか?上の画像は加工してそれっぽくしたものですが、それでも雰囲気は伝わったかと思います。
目を細めることで、細かいところは消えて軸となる大きな形と、陰影が際立って見えてきました。
さあ、後は完成までスパートです。
- <<前へ2.形をとる(輪郭線)
- 4.描き込み・完成次へ>>